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室生寺 女人高野 真っ赤なモミジの紅葉 日本最小の木造の国宝五重塔 奈良県宇陀市 [紅葉]

来月の後半になれば色づくものと言えば紅葉です。

すでに、北海道などでは錦絵のような紅葉が楽しめます。

11月中旬から下旬になれば、関西でも各所で鮮やかな紅葉で彩られるでしょう。

関西で紅葉の名所といえば、大半の方が京都と言われるでしょう。

しかし、古都奈良にも京都に負けないほどの名所が多くあるのです。

そんな奈良にある名所の一つが「室生寺」です。

「室生寺」は奈良時代最末期の草創で、真言宗室生寺派大本山の寺院です。

又、古くから女性が立ち入れなかった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」とも呼ばれています。

「室生寺」には国宝や重要文化財が多数あり、

建造物では、金堂や五重塔、潅頂堂が国宝で、弥勒堂や奥の院が重要文化財です。

仏像では、金堂の中尊釈迦如来立像を始め4体が国宝で、金堂の薬師如来立像を始め6体が重要文化財です。

その内、五重塔は、野外では日本最小(高さ16m強)の木造の五重塔だそうです。

境内にはモミジやイチョウの木々があり、秋ともなりますと真っ赤なモミジの紅葉を楽しむことができます。

見頃は例年11月中旬~12月上旬。

11月14日~11月30日には紅葉期ライトアップが予定されています。

住   所 奈良県宇陀市室生78

電話番号 0745-93-2003

室生寺の公式サイトはこちらです。

室生寺周辺のホテル・旅館(楽天トラベル)のサイトはこちらです。

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談山神社 3000本のカエデ(紅葉) 祭神は藤原鎌足 大化の改新 縁結びスポット 奈良県 [紅葉]

大化の改新(たいかのかいしん)と言えば、学校の授業で教わりましたが、その時はただ年号を覚える位で興味もありませんでした。

私達の頃は、年号を覚えるのに語呂合わせをよく使っていました。

西暦645年を覚えるために「虫殺しの大化の改新」や「蒸し米を炊いて祝う大化の改新」、「無事故の世作りの大化の改新」など。

そんな大化の改新の舞台ともいえる奈良県飛鳥近くに紅葉スポットがあります。

それが「談山神社(たんざんじんじゃ)」です。

祭神は藤原鎌足。

藤原鎌足と言えば、時の中大兄皇子と共に当時の権力者蘇我入鹿の暴政を止めるため蘇我入鹿を討ち取った日本初のクーデターを起こした人物です。

このクーデターの談合を行ったのが、ここ談山神社のある多武峰でありました。

それにより「談山」という名が付いたとのことです。

談山神社は、藤原鎌足の没後、鎌足の子供が父の由縁深い多武峰に墓を移し十三重塔を建立しました。

その後の701年には神殿が創建されています。

尚、十三重塔は、木造で唯一存在する塔とのことで重要文化財に指定されています。

秋には、約3000本ものカエデ(紅葉)によって境内はあざやかに包まれます。

見頃は、その年によって多少変動があるものの11月中旬から12月初旬までとのこと。

又、談山神社は、縁結びのスポットとしても人気があり、鏡女王を祀る「恋神社」。その神社へと続く「恋の道」などがあり、恋愛や結婚はもちろん、ご縁を結ぶご利益があるとのことで若い女性が多くお参りされています。

ただ、私もそうでしたが、秋の紅葉シーズンともなりますと大混雑となり、渋滞地点から神社駐車場に到着するまで2時間以上かかることを覚悟されるようご忠告しておきます。

因みに、駐車場は無料です。

住   所 奈良県桜井市多武峰319

電話番号 0744-49-0001

談山神社の公式サイトはこちらです。

談山神社(春日野奈良観光)のサイトはこちらです。

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犬鳴山 秘湯 紅葉 ハイキング 女人大峰 修行の滝 犬鳴の名の由来 大阪府泉佐野市 [紅葉]

最近、幾つかの紅葉スポットを紹介していますが、もう一つ、関西で日本の紅葉の名所100選に選ばれている内の一つ「犬鳴山」について紹介したいと思います。

大阪府泉佐野市の南東の山間部にあり、関西空港から車で約30分のところにあります。

と、書きますと市街地に近いように思われますが、山間にあり秘境とも言われています。

犬鳴山には温泉があり、秘湯「犬鳴山温泉」として地元の人達やハイキング客、修行者などに人気があります。

泉質は純重曹冷鉱泉で、16度~20度の無色透明の湯です。

効能はリウマチや神経痛、胃腸病、美肌、皮膚病などに効果があります。

又、秋の季節になると紅葉が見事で、老若男女が楽しみながら散策しています。

犬鳴山は一方で修験場の霊場として真言宗犬鳴派の本山で、いたるところに修験の行場や大小48の滝があります。

行者の滝では、行者が滝に打たれる姿を見られることがある。

犬鳴山七宝瀧寺  661年、役小角(えんのおづね)によって開山した真言宗犬鳴派の寺院。

行者の瀧  役小角(えんのおづね)が修行した場所の一つとして伝わる滝。

日本でも数少ない修験道体験ができ滝に打たれることも出来ます。

又、女人禁制の大峰山と違い、犬鳴山は女人大峰と言われ、女性も多く修行に訪れています。

さて、犬鳴の名の由来ですが、

昔、猟師が山中で獲物を追っていたとき、突然、連れていた犬が吠え出したそうです。

それにより獲物に逃げられた猟師は、怒って犬の首を切ってしまったのです。

すると、犬の首は、猟師を狙っていた大蛇に噛み付き、大蛇の息を止めたとか。

犬は、飼い主の危機に気付き吠えたのでした。

これを知った猟師は、修行者となり犬を供養し、自分の土地を不動堂に寄付したそうです。

このことが時の天皇であった宇多天皇が知り、天皇から犬鳴山という名を頂いたとのことでした。

これから木々の色が変わり、あたり一面が錦絵のようになってきます。

ハンキングコースとしては、片道1.5km、往復所要時間約90分は手軽に楽しめるコースと言え、疲れれば日帰り温泉でゆっくり出来る犬鳴山で一日楽しんでみるのも良いと思います。

犬鳴山(泉佐野市観光ガイド)の公式サイトはこちらです。

犬鳴山温泉(泉佐野市)の公式サイトはこちらです。

犬鳴山温泉(楽天トラベル)のサイトはこちらです。


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白龍園 紅葉や苔が見事 隠れスポット 1日限定100名 叡山電鉄出町柳駅 京都洛北     [紅葉]

いよいよ、今日からシルバーウィークに突入です。

海外旅行者も過去を上回るとのことで空港は大混雑しています。

国内においても、各地の観光地に行く人々で空港、駅、高速道路なども混雑状態です。

もちろん、今の時期も捨てがたい季節ですが、やはり、紅葉の季節でしょう。

少し、まだ時間があるので、これから計画しても遅くはないと思います。

そんな紅葉については、名所と呼ばれるところはシーズンになると多くの観光客がどっと押し寄せます。

私は、京都で紅葉といえばと言われる「東福寺」に二度ほど訪れたことがあります。

紅葉真っ只中の頃で、東福寺の境内に入ろうと臥雲橋まで来たところ、観光客で一杯でなかなか前に進みませんでした。

やっと日下門をくぐり本堂近くまで行くと、そこには長い行列が。

通天橋を渡るための行列だったのです。

通天橋から紅葉を見るために行ったのですが余りの人の多さに酔ってしまいました。

そんな苦い経験がある私が、ここだと思った隠れ家的紅葉スポットがあったのです。

それが「白龍園」という秋は紅葉と苔が見事な庭園なのです。

3年前から春と秋の季節に1日100人限定で公開しています。

入園には観覧券が必要ですが、「白龍園」では販売していません。

叡山電鉄の出町柳駅のインフォメーションセンターでしか販売していないのです。

観覧券の販売時間は9時~13時ですが、売り切れ次第終了となります。

当日券のみで、一人一枚しか販売されません。

ですから、出町柳駅には、販売の一時間以上前から既に行列が出来ているとのこと。

販売期間は10月31日~11月30日。

観覧券は叡山電鉄1日乗車券付きで2000円、特別観覧券のみで1300円。

観覧時間は10時~14時。

紅葉の見頃は11月中旬から11月下旬。

至るところに手入れが行き届いた苔が綺麗で、紅葉とのコントラストが素晴らしく、約15000坪の敷地内にあるあずまやで、ゆっくり座って観賞するのが究極の時間となることでしょう。

住   所 京都市左京区くらま二ノ瀬町106

電話番号 075-741-2863

叡山電鉄二ノ瀬駅下車、改札を出て真っ直ぐ、突き当たりを右折し真っ直ぐ行くと「白龍園」です。

白龍園(facebook)のサイトはこちらです。

京都市内のホテル・旅館宿泊予約(楽天トラベル)のサイトはこちらです。


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赤目四十八滝 紅葉 片道4kmのハイキングコース 森林浴 サンショウウオ 三重県名張市  [紅葉]

最近、昼間の気温も25度を下回り快適な季節となりました。

朝晩も気温が平均20度を下回り寝具の調整が難しいこの頃となりました。

もう少し季節が進みますと、街中の木々も赤や黄色に色づいてきます。

そうなると行きたくなるのが紅葉狩りです。

いくつかお勧めのところがありますが、ハイキングを兼ねて楽しめるのがここだと思います。

そこは、三重県名張市にある「赤目四十八滝」です。

私は、ここに2~3度訪れています。

車で行く場合、名阪国道の針ICを下り右折、国道369号線を行くと国道165号線(初瀬街道)に、そこを左折し暫く進むと赤目口の交差点が、そこを右折すると近鉄大阪線赤目口駅があります。

そこから約6km約10分走ると着きます。

土産店が兼ねている駐車場へ車を止め、いざ、赤目四十八滝へ。

土産店などを見ながら歩いていると「日本サンショウウオセンター」に到着。

赤目四十八滝の入口です。

生きる化石と言われ、特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオを見学することができます。

入山料は「日本サンショウウオセンター」の入館料を含め400円(但し、9月30日までは300円)。

いよいよ、滝めぐりのスタートです。

片道約4km、90分ほどの行程です。

ハイキングとしては最適なコースと言えます。

滝はもちろん、新緑や紅葉を眺めながらの散策です。

目一杯のマイナスイオンを浴び森林浴を楽しみましょう。

これからは、滝と紅葉のコントラストが見事な景色を作り出すでしょう。

見頃は、例年では11月上旬~11月下旬。

さあ出発です。

まず見えて来るのが行者滝、

それから銚子滝、霊蛇滝と続き、赤目牛が見えて来ます、

赤目の由来は、役の小角(えんのおずぬ)が滝に向かって修業していると不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説からだそうです。

又、四十八滝というのは数が多いことを意味していて、現実には23滝だそうです。

次に見えてくるのは赤目五爆の一つ不動滝です。

赤目五爆とは、不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝の五つの滝のことです。

続いて乙女滝、大日滝があり、スタートから800m(約20分)のところにある千手滝に着きます。

ここには千手茶屋があり、千手滝を眺めながら休憩することができます。

ここまでは、比較的平らな広い道が整備されていて子供や高齢者も楽に来ることが出来ます。

ですから、千手滝以降は狭くて階段や坂など少し険しくなりますのでそれに適合する靴などの装備が必要となります。

私は、それから先の百畳岩がある百畳茶屋(スタートから片道約1800m、所要50分)まで行きました。

だから、その先には行っていませんが見事な滝が見られるそうです。

その先の案内などについては、次のサイトをご覧下さい。

赤目四十八滝(日本サンショウウオセンター)

又、赤目の周辺には、室生寺や長谷寺など有名な寺院がありますので、合わせてめぐってみても良いかと思います。

女人高野 室生寺の公式サイトはこちらです。

長谷寺の公式サイトはこちらです。

赤目四十八滝周辺のホテル・旅館(楽天トラベル)のサイトはこちらです。


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京都三尾の名刹 高山寺 西明寺 神護寺 紅葉の名所 デュークエイセツ「女ひとり」   [紅葉]

朝夕の気温も涼しくなり、心地よい季節となりました。

あと2ヶ月もすれば周りの景色が一変、木々が赤や黄色なと色とりどりに映えます。

この頃になれば、急に京都に行きたくなるのです。

昔、流行った歌の中に、デュークエイセスというコーラスグループが歌った「女ひとり」という京都を舞台にした歌がありました。

その二番の歌詞が、

♪ 京都 栂尾(とがのお) 高山寺(こうざんじ)

  恋に疲れた女がひとり

  大島つむぎに つづれの帯が

  影を落とした 石だたみ

  京都 栂尾 高山寺

  恋に疲れた女がひとり ♪

その栂尾の高山寺に5~6年前に行ったことがあります。

この周辺には他にも、西明寺、神護寺があり、徒歩でめぐることができます。

この三つのお寺は、京都三尾の名刹と呼ばれています。

それは、山号が高山寺は栂尾(山)、西明寺は槇尾(山)、神護寺は高尾(山)だからです。

いずれも、紅葉の名所でシーズンになると大勢の観光客で混雑しています。

バスで行きますと、

一番最初に着くのは「神護寺(しんごじ)」です。

本尊は薬師如来、建立は781年で真言宗の古刹です。

809年から14年間、空海(弘法大師)が住んでいたことがあったそうです。

神護寺  京都市右京区梅ヶ畑高尾町5 電話番号075-861-1769


次は、「西明寺(さいみょうじ)」です。

本尊は釈迦如来、開創は820年代~830年代で真言宗大覚寺派の準別格本山です。

空海(弘法大師)の弟子智泉が開創したそうです。

西明寺  京都市右京区梅ヶ畑槇尾町1 電話番号075-861-1770


最後に訪れるのが、「高山寺(こうざんじ)」です。

本尊は釈迦如来、開創は774年で世界文化遺産に登録されています。

ここには、有名な鳥獣戯画4巻(国宝)など沢山の文化財が保存されています。

又、わが国で初めてお茶が植えられたことでも知られています。

高山寺  京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8 電話番号075-861-4204

色さまざまな紅葉を楽しみながら、京都三尾の名刹と称される寺院をめぐるのも良いのではないでしょうか。

高尾山神護寺の公式サイトはこちらです。

槇尾山西明寺(京都ナビ)のサイトはこちらです。


栂尾山高山寺の公式サイトはこちらです。

京都市内のホテル・旅館宿泊予約(楽天トラベル)のサイトはこちらです。


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岩倉 実相院 京都 床紅葉(ゆかもみじ) 庭園 叡山電鉄鞍馬線 アクセス 住所 電話   [紅葉]

京都といえば、これからの季節の楽しみは紅葉です。

京都には紅葉で有名なところが数多くあります。

そんな中で、隠れた名所といえるのが「岩倉 実相院(じっそういん)」です。

私は「岩倉 実相院」には7~8年前に訪れました。

叡山電鉄鞍馬線に乗って「鞍馬」に行く途中の寄り道のつもりで訪れたものでした。

出町柳駅から乗車し岩倉駅で下車。

線路を渡り、北に向かって200mほど歩くと105号線に、その交差点を左折し100mほど行くと次の信号に、

その交差点を右折し600mほど歩いて行きますと「実相院」への案内看板が。

そこを300mほど進むと実相院に着きます。

ゆっくり歩いて所要時間25分前後。

「実相院」は元天台宗の寺門派の単立寺院で、ご本尊は不動明王で門跡寺院です。

門跡寺院とは、ここの寺院の住職が天皇家にゆかりのある人が務められている格式の高い寺院のことです。

元々は1229年に京都市北区紫野で開山されましたが、応仁の乱の戦火を逃れるため今の岩倉に移ったそうです。

正面の門「四脚門」や玄関横の「御車寄」は、京都御所から移築されたものだそうです。

又、幕末には岩倉具視はここを借りて住んでいて、密談した記録が残っているとのこと。

「実相院」の見所は二つ。

一つは庭園。

山水庭園と石庭の二つの庭園があり、それぞれ趣きのある景色を楽しむことができます。

そして、もう一つは「実相院」といえばこれと言われるほど有名なものがあります。

秋の季節の「床紅葉(ゆかもみじ」です。

庭園に面する部屋の黒光りした床板に、外の木々が写り込み、まるで一幅の絵画を見ているような景色が味わえることの呼称です。

新緑の頃は「床みどり」とも呼ばれています。

秋のシーズンともなれば、この「床紅葉」を見たために大勢の観光客が訪れます。

ですから、秋季は駐車場の利用はできません。

「実相院」には公共交通機関を利用することになります。

アクセスは、

京都駅からの場合 

地下鉄烏丸線「国際会館前」下車、京都バスで岩倉実相院行き乗車

阪急電車利用の場合

「河原町駅」下車、京都バスで岩倉実相院行き乗車

「烏丸駅」下車、地下鉄に乗り換え「国際会館前」下車、京都バスで岩倉実相院行き乗車

京阪電車利用の場合

出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線で「岩倉駅」下車、あとは前記のとおり徒歩で岩倉実相院まで

住所 京都市左京区岩倉上蔵町121

電話番号 075-781-5464

京都 岩倉 実相院のサイトはこちらです。

京都市内ホテル旅館(楽天トラベル)のサイトはこちらです。


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金剛輪寺(こんごうりんじ) 滋賀 湖東三山 血染めの紅葉 千体地蔵 赤い風車 大わらじ [紅葉]

最近、朝晩の暑さが幾分しのぎやすくなったと思えるようになりました。

昔から、暑さ寒さも彼岸までと言われていますので、辛抱するのは後少しと心に言い聞かせています。

彼岸が過ぎ、朝晩の気温が低くなってきますと楽しみなことがあります。

それは紅葉なのです。

徐々に葉が、黄色や赤に変わっていく様を見ているだけでときめくものです。

と、言いますのも四季の内で秋のシーズンが一番好きなのです。

今まで、随分と近場の紅葉スポットをめぐってきました。

その内で私のお勧めスポットが幾つかありますが、今回紹介したいのが滋賀県にある「金剛輪寺(こんごうりんじ)」です。

湖東三山の一つとされています。

湖東三山とは、琵琶湖の東にある三つのお寺のことを言い、金剛輪寺の他に西明寺(さいみょうじ)、百済寺(ひゃくさいじ)があります。

いずれも国道307号線沿いにあり、紅葉の名所としても有名です。

今頃から湖東三山をめぐる各社のバスツアーの募集が始まります。

シーズンになれば、多くの参拝者や観光客で大いに賑わいます。

さて、お勧めの金剛輪寺ですが、

奈良時代中期に聖武天皇の頼願で行基によって開山されました。

平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山し天台密教の道場とされ、

以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となりました。

入口には、江戸時代の建立と言われる総門(黒門)があります。

門には提灯があり、正面から見ると聖観音と書かれています。

「金剛輪寺」を語る上で特記すべきは紅葉血染めの紅葉と言われるくらい真っ赤な紅葉が有名ですが、それ以外にも紹介したいところがあります。

それは千体地蔵なのです。

総門をくぐり境内に入ると明寿院があります。

この明寿院から二天門までの数百mの参道にあり、石畳や石段の参道の両脇に切れ目なくお地蔵さんがよだれかけ(前かけ)がかけられ、それぞれに赤い風車が一本ずつ供えられ(飾られ)ています。

お地蔵さんは一説には2000体以上あると言われています。

その様(風景)は異様さではなく壮観で厳かさえ感じられます。

このお地蔵さんは水子供養のために作られたもので、高さは50cmほど、一体一体にそれぞれ持ち主の名前が書かれています。

その千体地蔵に囲まれながら進んでいきますと二天門に着きます。

二天門には大わらじが吊るされています。

縦2.5m、幅0.8mの大きさです。

室町時代からあったそうで、地元住民が七難即滅を願い、もち藁300束を使い作ったものだそうです。

さらに進むと、国宝の本堂や重要文化財の三重塔があります。

見所満載ですが、メインの紅葉は毎年11月中旬~12月初旬が見頃ということです。

私が金剛輪寺を訪れた時は、名神高速道八日市ICを下り国道421号線を右へ。

一つ目の信号を左折し国道307号線を走り金剛輪寺に行きましたが、今は、湖東三山スマートIC(ETC車専用)が出来て、ここを下りれば1分で行けます。

ただ、紅葉シーズンになりますと朝早くから境内の駐車場(無料)が満車になりますので要注意です。

今一度、真っ赤な血染めの紅葉を見てみたい気持ちになりました。

住所 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874

金剛輪寺の公式サイトはこちらです。

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