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金剛輪寺(こんごうりんじ) 滋賀 湖東三山 血染めの紅葉 千体地蔵 赤い風車 大わらじ [紅葉]

最近、朝晩の暑さが幾分しのぎやすくなったと思えるようになりました。

昔から、暑さ寒さも彼岸までと言われていますので、辛抱するのは後少しと心に言い聞かせています。

彼岸が過ぎ、朝晩の気温が低くなってきますと楽しみなことがあります。

それは紅葉なのです。

徐々に葉が、黄色や赤に変わっていく様を見ているだけでときめくものです。

と、言いますのも四季の内で秋のシーズンが一番好きなのです。

今まで、随分と近場の紅葉スポットをめぐってきました。

その内で私のお勧めスポットが幾つかありますが、今回紹介したいのが滋賀県にある「金剛輪寺(こんごうりんじ)」です。

湖東三山の一つとされています。

湖東三山とは、琵琶湖の東にある三つのお寺のことを言い、金剛輪寺の他に西明寺(さいみょうじ)、百済寺(ひゃくさいじ)があります。

いずれも国道307号線沿いにあり、紅葉の名所としても有名です。

今頃から湖東三山をめぐる各社のバスツアーの募集が始まります。

シーズンになれば、多くの参拝者や観光客で大いに賑わいます。

さて、お勧めの金剛輪寺ですが、

奈良時代中期に聖武天皇の頼願で行基によって開山されました。

平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山し天台密教の道場とされ、

以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となりました。

入口には、江戸時代の建立と言われる総門(黒門)があります。

門には提灯があり、正面から見ると聖観音と書かれています。

「金剛輪寺」を語る上で特記すべきは紅葉血染めの紅葉と言われるくらい真っ赤な紅葉が有名ですが、それ以外にも紹介したいところがあります。

それは千体地蔵なのです。

総門をくぐり境内に入ると明寿院があります。

この明寿院から二天門までの数百mの参道にあり、石畳や石段の参道の両脇に切れ目なくお地蔵さんがよだれかけ(前かけ)がかけられ、それぞれに赤い風車が一本ずつ供えられ(飾られ)ています。

お地蔵さんは一説には2000体以上あると言われています。

その様(風景)は異様さではなく壮観で厳かさえ感じられます。

このお地蔵さんは水子供養のために作られたもので、高さは50cmほど、一体一体にそれぞれ持ち主の名前が書かれています。

その千体地蔵に囲まれながら進んでいきますと二天門に着きます。

二天門には大わらじが吊るされています。

縦2.5m、幅0.8mの大きさです。

室町時代からあったそうで、地元住民が七難即滅を願い、もち藁300束を使い作ったものだそうです。

さらに進むと、国宝の本堂や重要文化財の三重塔があります。

見所満載ですが、メインの紅葉は毎年11月中旬~12月初旬が見頃ということです。

私が金剛輪寺を訪れた時は、名神高速道八日市ICを下り国道421号線を右へ。

一つ目の信号を左折し国道307号線を走り金剛輪寺に行きましたが、今は、湖東三山スマートIC(ETC車専用)が出来て、ここを下りれば1分で行けます。

ただ、紅葉シーズンになりますと朝早くから境内の駐車場(無料)が満車になりますので要注意です。

今一度、真っ赤な血染めの紅葉を見てみたい気持ちになりました。

住所 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874

金剛輪寺の公式サイトはこちらです。

琵琶湖周辺の宿(楽天トラベル)のサイトはこちらです。






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